東日本大震災支援に関する現在の状況報告と大阪の役割

 

東日本大震災に関する大阪府の現在の支援状況や自民党の福島区支部による義捐金の募金状況、そして東日本大震災を受けての今後の大阪の役割についてご報告申し上げます。

 

自民党福島区支部の募金状況

先に報告申し上げましたとおり、大震災の発生と同時に自民党では全国の党支部を中心にして義捐金の募金活動を開始しました。

福島区支部においても、直ちに募金活動することにしました。魁より初めよではありませんが、先ずは党員の皆さんからの募金をお願いすることにし、さらに党員のみなさんが知り合いの方々にお願いするという形で募金活動を続けています。

本日現在で、下記の金額が福島区支部によせられました。明日が党府連としての第一次締切となっていますので、みなさんの善意でよせられたこの募金を党本部を通じ、被災地に送ってもらうことにしています。みなさん、本当にありがとうございます。

 

福島区支部3月30日現在義捐金募金 ¥1、058,534 となりました。

 

なお、この後も義捐金の募金を続けますので、みなさんよろしくお願いします。

 

大阪府の震災支援の状況

 次に大阪府の支援の状況について概略でご報告したいと思います。(3月30日現在)

 

@大阪府よりの被災地への職員派遣 現在の派遣数  68人 累計 179人 

A医療援助              〃      9人  〃 100人

B大阪府警              〃    195名  〃 500名(約)

C消防                〃     30名  〃 500名(約)

D物品の支援

 ・食料品(アルファ米・即席めん)            37,166食

 ・飲料水(缶入り備蓄水・飲料給水袋)         214,888本

 ・衣料品 (下着)                         12箱

 ・毛布                         15,019枚

 ・医薬品(抗インフルエンザウィルス薬・日常医薬品)    1,200箱

・その他の物品

  紙おむつ                      21、455枚

  生理用品                      29,900枚

  マスク                      720,000枚

  カイロ                       12,000個

  納体袋                        2,300枚

  ポンプ、ポリタンク                  2,080個

E受入れ支援

 ・一時避難                           22人

 ・住宅   最大4,282戸 当面受入数874戸 現在入居数 205戸

Fこの他、被災者の生活相談窓口の設置や大阪府への受入れ者に対する支援見舞金

(1世帯あたり10万円)、公立高等学校への受入れ、就職支援窓口の設置をいたしています。

 

以上、現在の大阪(大阪府・大阪市・堺市・府下市町村)の支援の状況を簡単にまめさせていただきました。

 

原発事故に対する大阪府の対策

なお、このほか、福島第1原発の事故に関連し、放射線洩れによる環境への影響が懸念されていいますが、大阪府では政府と連携し、放射線のモニタリング調査をしています。現在の調査では、大気・水道とも異常値は計測されていません。

 また、事故地での出荷制限された農産物が大阪府内で販売されないよう食品監視員により監視をしています。

 

東日本大震災と大阪府の役割

 以上、東日本大震災に対する大阪府の災害支援対策や自民党福島区支部による募金活動の状況について、まとめておきました。このたびの大震災は本当に未曽有のものであり、第2次大戦による惨禍に匹敵するものだと思います。

 私達は、被災地を支援するというような次元を超えて日本そのものが大変な危機にあるのだということを肝に銘じ、大阪や関西の全力をあげてこの事態を乗り切っていかねばなりません。

そのためには、まず、私達の大阪が元気になることが何よりも重要だと思います。宮城県の知事さんが言っておられるように、徒に自粛ム−ドになることは決して良くないと思います。今こそ、日本を支える大阪・関西を築きあげようではありませんか!

                       ( 3月30日 酒井ゆたか )