東日本大震災に関してご報告とお願い

 連日の震災報道により、被災地の悲惨な状況が伝えられていますが、その中で必死に頑張っておられる被災者の皆さんや、救援に当たっておられる皆さんに心からの敬意を申し上げます。私達、政治に携わるものが今一番しなければならぬことはなんだろうかと毎日考えています。
当面、府議会議員としては、今、大阪府という被災地でない自治体が何をすべきか、一方、政党所属の一政治家としては何が出来るかを考え、取組んでいます。

 震災が起こった時は、丁度2月定例会の開会中でしたが、間の悪いことに12、13日は休会日、しかしこの2日間が震災対策にとって一番大事なときと、この間、府庁に出て、情報収集と危機管理チ−ムとの意見交換をし、同時に、自民党府議団として、大阪府の総力を上げての災害救援体制を敷くことを要請しました。15日が、今議会の会期末でしたが、14、15日、議会の議論も一転、救援対策をどうするかということが中心となり、特に最終日には、全会派一致で被災地支援のため大阪府の持てる力の全力をあげることを府議会決議にしました。

 被災地支援についてはテレビ・新聞でもたくさんの報道がされていますが、大阪府がどんな取組をしているか見えにくいところもあるかと思いますので、下記に簡単に概略をまとめておきました。

 もう一方の課題は政党として何ができるかということですが、自民党では、震災発生と同時に党本部に「自由民主党平成23年東北地方・太平洋沖地震緊急災害対策本部」を設置し国としての被災対策の取組みに全力をつくすとともに、全国の自治体での被災対策に取組むことと、震災被災者に対する支援募金をつのることを決定、今、全国で全党員あげての取組みを進めています。

私達の福島区でも区内の党員の皆さまにお願いし、募金活動をしています。ご協力をいただける方は下記場所で募金の受付をさせていただいていますので、ぜひ、ご連絡ください。

自民党福島区支部事務所(大阪府議会議員酒井ゆたか事務所内)
〒553−0003 大阪市福島区福島2−8−16 TEL 06−6451−1161
 その他、各小学校校下ごとにも受付所を設置していますので、詳しくは上記事務所にお尋ねください。

(大阪府の現在の震災支援の状況)
@広域緊急援助隊(大阪府警) 120名 岩手県・福島県
A緊急消防援助隊(大阪市消防局&府下消防隊)104隊484名 岩手県大槌町
B災害派遣医療チ−ム 14隊 70名 宮城県・岩手県
C大阪府ドクタ−ヘリ   1機   福島県・山形県
D大阪府警ヘリ      1機   5名 福島県
E日赤大阪府支部救助班     15名 宮城県庁前診療
F給水車両  給水車3台 備蓄水トラック 第1陣11名・第2陣11名
 この他、物資支援として
@ アルファ米 30,000食
A 備蓄水   51,000本
B 即席麺   35,000食
C 毛布    14,320枚
D 紙おむつ  10,000枚
E 生理用品  20,000枚 を17日までに送品
 また、下記のように被災者の受け入れを決定
@大阪府営住宅  2,000戸 (2週間以内に450戸)
A府立高校への受入れ (後期入学者選抜・公立高校の転入学の受入れ決定)

 以上、概略のみ記載しました。このほか、被災地への支援の詳細は府のHPをご覧ください。なお、支援物品の受付は、輸送の関係もあり、現在企業のものに限定させていただいています。