子どもたちが当たり前に歌えるように

国旗掲揚及び国歌斉唱

公立、私立学校に指導を徹底せよ

大阪府議会では平成21年12月、府の施設をはじめ、あらゆる官公庁および学校において国旗の掲揚が行われるよう求める決議が可決された。
 また、22年2月の自民党府議団の代表質問で、国旗の常時掲揚、国歌斉唱について、指導の徹底を求めた。

●公立学校における問題

 府教育委員会には引き続き、国旗の常時掲揚、国歌斉唱の徹底について各市町村教育委員会、府立学校等に対し強く指導するよう要望する。9月府議会の前に、府教育委員会に国旗掲揚、国歌斉唱の実施状況を聞いたところ、小・中・高校ともに100%実施との回答だった。しかし、実際には子どもたちも教師も国歌を斉唱しているケースは少ないし、教えてもいない学校も非常に多い。我が会派が求めているのは、入学式や卒業式で演壇に国旗を掲げ、子どもたちが当たり前に国歌を歌うことだ。教育委員会はこうした現状を知っていながら放置しているのではないか。
 こうした我が会派の指摘に対し、府教育委員会は9月定例府議会で「十分に声を出して国歌を歌えていない状況など、改善すべき点がある」としたうえで、「来年度から実施される小学校の新学習指導要領にある『いずれの学年においても歌えるよう指導すること』の趣旨を踏まえ、入学式や卒業式で国歌斉唱が適切に行われるよう市町村教育委員会と連携して取り組むとともに、府立学校に対しても指導の徹底を図る」と答えた。

●私立学校における問題

 私立学校も公教育を担う教育機関であり、国旗掲揚、国歌斉唱は当然行われるべきだ。現在の私立学校の入学式や卒業式での国旗掲揚、国歌斉唱の実施率は小学校で国旗掲揚が71%、国歌斉唱が53%、中学校ではそれぞれ70%、48%、高校等が75%、57%とまだまだ低い状況にある。また、実態として形式的に行っているだけのところが多く、本当はもっと低いと考えられる。
 大阪府としても私立学校に対して国旗掲揚、国歌斉唱を求めていくべきだ、と我が会派は9月議会で橋下知事に所見を聞いた。
 これに対し、知事は「入学式や卒業式での国旗掲揚、国歌斉唱は学習指導要領で規定されており、私立においても適切に実施されるよう強く求めていく。子どもたちが歌えないのは私たちの責任。国歌を歌えるよう教えることが重要だ。公立学校は教育委員会、私立は私学課が指導していく」と答えた。

 様々な行事において国旗を掲揚し、国歌を斉唱することは、日本人として当然のことである。そのためには、子どもの頃からの教育が重要であり、自民党府議団は今後とも学校での実施状況を厳しく見極めていく。

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